基本的に 愛 が欠落していると悩みの状態になり、身体の状態が分離になっています。
分離というのは、違う選択肢が混在しています。そして、どちらも選べないような状態になっていると、思いを巡らし答えが見つからず、ずっと迷っている状態です。この迷った状態から、精神的に苦痛や負担を感じたりしていきます。
とあるセミナーで『 愛 の状態』という分離ではなく、一つになるワークをしていますが、このワークをした人たちは、問題がない、なんだこれ? と口々に言います
分離ではなく、一つになるということを擬似的に体験していますから、 愛 の状態でいる間は苦痛を感じなくなります。
もちろん、 愛 という概念は不変ですが、 愛 の状態は不安定です。人間関係でよく 愛 が壊れかけるのはそのせいで、理性的にそれをリカバーするか、本能的な部分で再生を繰り返すしか、維持する方法はありません。
愛 に生きることができる人は、良くも悪くも、そのことを認め、それぞれを物事の側面と捉えられるので、攻撃はしません。
例えば、嫌いな人がいる人は、その人の嫌いなところが許せずに、まだ知りもしない言い面を見ようともしません。
人間を全て理解することは不可能ですが、分からない部分も含めて合いそうと決めることは簡単です。つまり、そういう意志を持つと言うことです。
この意志を持って実践できる人は、 愛 を活用できます。
愛 は勝手に湧いてくるものと思っている人は、勝手に消えても行くので不安定です。
恋愛 で翻弄される人たちは気づいていませんが、 恋愛 は、強い意志を持ってその人を 愛 することを実践することに他なりません。
結婚生活でも同じです。長い時間の中で、気持ちが落ちていく消えていくなんて行くことは多々ありますが、それでも維持し高め密度を上げていくことをすればずっと 愛 し合えます。
大抵は、ちょっとした約束の反故、過剰な期待、体力の衰えで、パートナーの欲求をスルーし、パートナーがガッカリするようなことが双方共に繰り返されます。あとは、経済的問題、社会的問題、子供の問題等を理由に苦しい状態を続けます。
倫理観が強い人は 愛 されることを諦め、他のもので気持ちを紛らわせるでしょう。
倫理観の弱い人は、少し自由に振る舞います。
どれが良いかは分かりません。ちょっとした約束の反故、過剰な期待、体力の衰えなど、やりたくてやっているのではなく、余裕がないからそうなってしまうだけです。それが積み重なって、パートナーにガッカリされ、大事にされなくなる、なんて言うことが起こりますが、基本的に双方の問題です。
早い段階で話し合い、関係を修復するように持っていかなければ事態は深刻さを増していきます。
でも、 愛 があればそういうことにはなりません。 愛 は相手を認め、大事にし、年齢がアラフォーに差し掛かる頃には、仕事よりもプライベートを優先するようにしないとプライベートは壊れていきます。
もちろん、仕事もプライベートもうまくやれる人もいますが、全員がそうではありません。なんらかの問題を抱え、評価を逃げ、楽な道に進んでしまうと、それはアラフォー以降に現れます。
若いうちは、チャレンジ精神を発揮して難しい仕事や経験にチャレンジしていきましょう。そうすると、 愛 を維持するときの意志の力も鍛えられ強くなります。
愛 の状態はあくまでも、それが分からない人を良い状態にしたり、 愛 の力を行使する土台でしかありません。最終段階は、 愛 の実践者になることです。
そうすれば、 愛 があれば解決できると思えるでしょう。