やりたいこと がみつからない
このテーマはいつでもあるように思います。
やりたいこと がある人とない人といますが、なくても困らないので時間ばかりが過ぎていくでしょう。
人は価値判断をするとき、自分自身の過去の経験、知識、他人の意見を元に決めていくことが多いはずです。つまり知らないことは分からないです。
となると、 やりたいこと は既知の中から選択するしかなくて、その中に答えがないとしたら、もう、外に探しに行くしかありません。
このときに、面倒くさい、お金がない、時間がない、わからないなどの、言い訳が出てくるのが普通です。つまり、何もやらないための理由はたくさん用意していて、行動するまで届きません。
そうすると、どこで やりたいこと が見つかるでしょう?
私としては見つからないだろうなぁと思います。
誰か友達が連れて行ってくれる、何かに参加した折に興味が出た、やっていったらできたので楽しかったなど、何らかの経験がそこにあってこそ、判断に至るのではないかと思います。
これが理性的な やりたいこと でしょう。
これと違って、異性と楽しいことをしたい、みんなに認められたい、大事にされたい、好奇心でやらずにはいられないみたいなものは、もっと低いレベルの衝動のような物ですから、状況が揃えばやってみたくなる衝動があって行動に至るでしょう。
衝動を抑えるような生き方をしてきた人は、ルールを守る、人に迷惑を掛けない、人から返に思われたくない等が邪魔して、行動できないのだと思います。
考えてもみてください。
今のままと同じで時間が過ぎて、身体が動きにくくなったら更に動かなくなります。
年齢の上昇と共に、前頭葉が動かなくなって好奇心も働かなくなり、何事も面倒になってしまいます。つまり、老化です。
老化は徐々に起こるので認識しづらいです。
そうなる前に、何かのグループに参加する、刺激を受けるようなことをやってみるなどをすると、喜びに転化する可能性があります。喜びに転化すれば、行動になる率は高く、その中から興味をそそるものはできてくるでしょう。
無意識的に やりたいこと はこちらの部類です。
多くの人は、この2つが一致しているものをやりたいのだと思います。
理性と衝動が一致してやりたいなんて最高ですが、行動しないとそれは得られません。
私の場合は、一緒に運動、一緒にご飯を食べに行く(なるべく新しい場所)、一緒に旅行するなどして、刺激を絶やさないようにしています。
そうすることで、何事にも好奇心を持てるようになりますし、それが次の行動に繋がっていきます。
やっかいなのは、次の2点です。
- 知らず知らずに自分に制限をしていたものが、当たり前になり、興味を失っていることです。
- 環境的身体的に動くことが億劫になり、やらない選択をしてしまうことです。
動かないわけですから、好きなものは見つかりませんし、見つけるための元情報、つまり、経験が欠落した状態が長く続きます。
何かきっかけを作って動き出すことをお勧めします。
中学校時代に好きだったものは今でも好きだと言うことは良くあります。
過去に思いを巡らしてみましょう!
やりたいこと だったけど、諦めてしまったことありませんか?