目的と手段 について書きますね。
さて、セラピーとかを教えていると、セラピーをすることが目的になっている人が本当に多い。
これ、間違いです。
セラピーは自分が楽になるためにするのであって、目的ではなく手段に過ぎません。
だから、毎日、セラピーをするために、ダメな理由を考えるとか、本当に無駄で、楽しんだ方が良いです。
ある種囚われてしまうと、抜け出すという考えすら思い浮かばなくなるので、セラピーは日曜の夜だけにするとか、時間帯を決めてしまった方が良いです。
即効性のセラピーは、その場で楽になるから、頭痛薬のように頼ってしまうこともあると思います。ですが、人の中で起こっていることは、その場の問題を探したところで根底の問題に辿り着かないことが多いです。
確かに楽になれるけれども、根底の問題が解決されない人は、また繰り返します。
セラピーも、溜めてケアするようにすると、事象と事象の間にある問題に辿り着くことが多いので、そちらをお勧めします。
あなたが生きていく目的は、きっと幸せになるためです。何らかの思い込みで、自分は幸せになれないとか、自分には価値がないと思ってしまっている場合は、先にその思い込みを解決しましょう。
これは心の傷の類いではなく、思い込みです。思い込みが出てくる度に否定することで、そうは思わなくなります。そして、良い経験をすることで、自分は幸せになって良いんだ、自分にも周りから認められる価値があるんだって思えるようになります。そうなるまで、根気強くやっていくことが必要です。
思考で思い込みをリプレイしていることに気がつきましょう。そうすれば、やめることができます。これが難しい人は、スマホのアラーム等で『今、ネガティブ考えてない?』みたいなものが表示されるようにしたら、強制的にチェックするようになるでしょう。そこで、ネガティブな自分を見つけたら、否定したり、楽しいことを考えましょう。
こういう意志力、実はとても大事です。何でもセラピーではなく、自分で変えていく意識、行動を発揮することで毎日は驚くほど変わっていきます。
変わりたいけど、ダメな自分をいつもイメージしているのでは変わることはありません。どうなりたいのか、どういうことが幸せなのかをしっかり見つめて、形にしていくことが必要です。
形にするというのは、何度もイメージできるとか、紙に書き出すとか、そういう行為によって繰り返され、もう、意識しただけでその内容が思い出されるような状態です。
想いは現実化されやすいので、イメージした場面に出くわすなんてことも多々あります。そうしたら、想ったことが叶ったと言うことで記録しておきましょう。毎日が楽しくなります。
ポジティブであれ、ネガティブであれ、人は想ったとおりにしかなりません。