自分以外の何かのせいで、自分が不利益を感じているとか、損をしている、不幸になっているなんて感じてしまうことがあるかも知れません。
こういうのが 被害者意識 です。
収入が低いのは社会のせいだとか。
幸せになれないのは、パートナーがダメだったとか。
あまたが悪いのは親の性だとか。
こういう 被害者意識 はいくらでも出せます。
そして、これに捕まると、誰かを恨み、誰かのせいにし、自分だけ悲劇のヒロインになっていきます。
でも、誰も、それを分かってくれないから、その人が悪いとか、続きます。
もう、終わりがない世界です。
どうしてこうなっているのか? これは考え方の問題です。
過去の経験で酷い目に遭った人はたくさんいます。そういう人が全員 被害者意識 を持っているかというと、そうでもありません。
逆境をはね除けて、現実に向かい、自らを幸せにしていく人たちがいます。
その人がどう考えるかで、未来は決まります。
他責に終わりはなく、全て自分の責任と考えることで、行動することが変わっていきます。
いつも言っていますが、人は想った通りにしかならないと。
それは良くも悪くもです。マイナスであれ、プラスであれ。
ネガティブであれ、ポジティブであれです。
何も、100%どちらと決めなくても良いですが、重要なことはすべて自分で良いでしょう。
この考え方はシンプルであり、上手くいっているときは受け入れやすいと思います。
うまく行かないとき、それが自分の責任と言われると、押しつぶされそうになる人もいます。
自分の過去の責任であって、それは今変えられるものではありませんから。
人の思考と、人の内面はズレていて、このズレが大きいと自分が分からないでしょうし、小さなズレでも引っ張られることは多いです。
被害者意識 は自分の責任と考えることで変化していきます。
現実に起こってしまったことは仕方なく、未来をどうするかです。
過去のせいで今も苦しんでいるとしたら、その 被害者意識 を早めにやめましょう。
失業とか失恋とか貧乏とか過去起因ですが、それに縛られているなら、今に生きていません。過去の生きています。
それでは、幸せには向かいません。
今に生き、良い未来のために行動する以外、人間にはできることはありません。
それを過去を見て、時間を無駄にし、ただ自分を被害者として見ていくとしたら、そこには不幸以外ありません。
幸せになるため、笑うために何ができるのか? 少し長期的にそれをするにはどうしたら良いか、そういう事に意識を向けましょう。
それを続ければ、次第に 被害者意識 は消えていきます。
過去にこだわり、過去を恨み続けるなら、 被害者意識 の檻から出ることができません。
被害者意識 を持つと、他人攻撃になり、それが反転して周りから攻撃されます。
そこには、自分の価値を下げるものが多く有り、自己信頼が揺らぎます。
自己価値が低い、自己肯定感が低いとはそういう事です。
だから、更に相手を攻撃して自分には価値があると示そうとします。延々続きます。
もう、無間地獄みたいですね💦